まさかこんなにもドイツに出張に行くことになるなんて
ドイツと言ったらビール!
そう、ビール大好きな私と妻にとってはあこがれの国であったドイツ。
よって以前はプライベート旅行でも行ったくらいに大好きだったところ。
しかーし、まさかこんなにも出張で行くことになるなんて。(4年間で19回。)
ハノーファーって都市に何度も滞在することになったので、ハノーファー市の街の様子を紹介します。
ハノーファーについて
市内中心の情報をさっくりまとめていきます。
なおドイツの基本情報、駅からのオススメ移動方法、レストラン情報は、こっちの記事にまとめたのでそちらを読んでください。 www.chakahops.com
まずは駅前
この街の起点は中央駅にあります。
駅自体も大きく各方面への電車、空港や市街近郊を走るSバーン、街中を走るトラム等々の起点になっています。
また駅前には観光案内所もあり、大きなデパートもあるので、急ぎでお土産をそろえるのにも便利です。
もちろん駅前には何件かホテルがあるので、宿泊はそれらのホテルを選ぶのが利便性が高いです。
中央駅は2Fがホームになっています。1Fと地下には多くの店が連なっています。
地下街は駅の中から外までずーとつながっています。(ただし地下街と言いつつも、駅の真下を出た後は屋根がないので、雨降ってた場合はあまり意味なし。)
ちなみに駅の北口(正面口と反対側)の端っこの地下街にはLIDLという名前のスーパーがあります。
青と黄色の看板が目印。
ここは激安スーパー、日用品が安く買えます。
実は社内へのばらまき土産もここで買ってたり。
レストランに飽きたときは、ここでハムやチーズを買ったり。
缶ビールも安いのは500ml缶で38セントで売っているので超お得!
味?普通においしいよ!!!
駅前の広場
駅前は道路は一方通行だし、途中からかなり広い歩行者天国になっているので、すごく広々とした空間になっている。
人も大勢いるが、道が広いので全然ごみごみしていない。
(逆に言うと、車で移動する場合は、一方通行も多く道が複雑な作りになっているので大変だと思う。)
H&Mもあるので、服が足りなくなったらすぐに買い足せます。
オペラ座もあり、毎日演劇をやってます。
謎の風船おじさんもよく出没します。
ちなみに駅前では、道に絵を描いている人や、オルゴールを鳴らしている人、演奏している人など多くの人が自由に活動しています。
歩いているだけで楽しいよ!
ホームレスの人も所々にいるけどね。
市内の様子
駅前からさらに10分程度歩いてみてもずっと似たような雰囲気。
みんなのんびりと活動してて、うるさい人たちもいない。
音楽が鳴り、絵を描く人がいるアーティスティックな街。
あといろんなところに銅像もある。
これも芸術感があって好き。テーマが読み取れないけど。
駅から少し離れると色合いも落ち着いた昔ながらの建物も多い。
市庁舎や教会に向かう道沿いはなんだか温かみのある景色になる。
欧州だから市の中心地には大きな教会がある。
中には入れなかったのだが、こーゆーシンボルがあるヨーロッパの街並みって好きだなあ。
自分がヨーロッパで一番好きなのは、みんな太陽が大好きなせいか外にイスとテーブルが置いてある店が多いこと。(日本みたいに規制が厳しくないのかな?)
そして昼からビールを飲んでる人が多いこと。
この開放感あふれる感じが最高に気持ちいい!
第二次世界大戦で燃えた教会
駅と市庁舎の間くらいに、第二次世界大戦で焼けた教会がある。
ここハノーファーは第二次世界大戦のときに爆弾を落とされ、街の6割が喪失した経験がある。
そのなかでここは外壁のみ残って中がすべて燃えてしまった教会がある。
今はただの跡地、なんか切なくなる。
市庁舎
ここがまた昔の威厳のある建物をそのまま使ってるからかっこいい。
なんか日本の市役所が薄っぺらく感じてしまう。
市役所の周りは庭園で囲まれている。
またすぐ近くには大きな湖もあり、素敵な別荘地みたいな感じ。
市役所の中には自由に入れる。
ロビーには戦火で焼かれる前と焼かれた後のハノーファーの街の移り変わりが模型で示してある。
こーゆー過去を振り返る資料を一番人目につくところに展示してあるってのは、再度戦争という過ちを犯さないということを次世代に伝えていく、また全ての人が心に刻んでおくという意味でもいいことだと思った。
市庁舎には展望台がついている。(ここが唯一の観光スポットかも?)
有料だけど、エレベーターに乗って上の鐘楼まで行くことができる。
ちなみにこのエレベーターは垂直に上らずに斜めに上っていくというかなり珍しい構造らしい。
エレベーターである程度上まだ上がったら最後は階段。腰が痛い。
展望台は全面オープンなので360度の景色が楽しめる。
市内が一望できます。
ちなみに夜ライトアップされた姿は少し怖い。
なんかおどろおどろしい。
街の様子としては以上です。(クリスマスマーケットは後述。)
観光地らしいところは少ないけどのんびりしていいところ。
ホテル(ルイセンホフの紹介)
ホテルは駅近くのルイセンホフというホテルに泊まった。
ここは市内で唯一の5つ星ホテルで、値段も少し張るがいいところ。
紹介したいのが朝ごはんのビュッフェ!
朝食代が22ユーロ、つまり2,800円くらいするので超高額。
でもどんなのか気になるので一度くらい挑戦してみた。(普段は駅前のパン屋さんで数ユーロのパン買うくらいなんだけど。)
おいしすぎて、ここで昼までだらだらしたかった 笑
結局この日は仕事もなかったので、朝飯をつまみにシャンパンで乾杯してました。
クリスマスマーケット
ドイツと言ったらクリスマスマーケットが有名。
駅前や、教会の近くに多くの店が立ち並んでいる。
多くのドイツ人も街に繰り出していて大賑わい。
ここでホットワイン飲んだり、ビール飲んだり、ソーセージ食べたり、ホットドッグ食べたり、ゲームしたり、アトラクションしたり、イルミネーション見たり、音楽聞いたり、遊園地で遊んだり、お土産買ったり。
大人も子供も楽しめるテーマパーク!
クリスマスマーケットはガイドブックでもかなりオススメしている一大観光スポット。
でもその名の通り、クリスマスシーズンにしかやっていない。
でもクリスマスシーズンであれば、どの都市でもクリスマスマーケットは開かれているので、この時期にドイツに来る機会があれば是非訪ねてほしい。
超楽しいから!ハッピークリスマス!!!
まとめ+ちょっと愚痴+訪独記録
まとめ
感想としては町全体がコンパクトで歩いて行ける範囲に何でもそろってる都市。
これといって観光名所はないので、わざわざドイツ旅行した際に来るほどの街ではないが、長期旅の時にふらっと立ち寄る分には十分楽しい街だった。
実際ガイドブックにもこの街のことはほぼ載ってないからね。まあ工業都市だから仕方ない。日本で考えたら豊田市にでも行くようなものか?
二度いうけど、コンパクトシティなのでちょっと歩けば何でもそろう。
駅前にデパートもあるのでとっても便利。
もし機会があれば寄ってみてはいかがですか?
ちょっと愚痴
出張に関して。本当にやってられない。つらいツライ辛い。もうドイツ行きたくない。
精神的にやばくなりそうです。仕事辞めようと何度思ったことか。
この文化の違い、言語の違い、考え方の違い、働き方の違い、顧客とのかかわり方の違い、法の違い、エトセトラ、エトセトラ。
全てが違いすぎて、日本国とドイツ国の板挟みになる辛さ。
そしてそれらを理解しない人々。もう本当にしんどい。
あまりに行き過ぎて嫌いになって来てるけど、とりあえず街の様子などは記録しまとめて、誰かの役にたってくれれば幸いです。
正直、数度目からの訪独以降は、休みがあっても外にも出ずに部屋で引きこもって酒飲んでるってゆー悲しい出張だ、毎回。
訪独記録
ドイツに来た記録はちょっとメモとして残しておこう。
- 2016年05月:1週間
- 2016年07月:1週間
- 2016年10月:1週間
- 2017年03月:1週間
- 2017年05月:1週間
- 2017年07月:1週間
- 2017年10月:1週間
- 2018年06月:1週間
- 2018年08月:1週間
- 2019年01月:1週間
- 2019年02月:2週間
- 2019年03月:3週間
- 2019年05月:1週間
- 2019年06月:3週間
- 2019年07月:1週間
- 2019年08月:1週間
- 2019年12月:1週間
- 2020年01月:2週間
- 2020年02月:1週間
これ見ると2019年がやばいなあ。トータル3か月分くらいあっちで過ごしてる。
もう二度と行かなくていいやってくらいにこりごりだ。
まあそれでもこんな体験ができたことは自分の中のスキルアップにはつながったので感謝かな。
多様な考え方も持つことができたし。プラス思考に考えないとね。
記事まとめ(キャンプ、海外・国内旅行)